H&Mが人種差別的広告を掲載し謝罪へ

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H&M(エイチ・アンド・エム)が同社ウェブサイトに掲載した商品広告の中で「Coolest Monkey in the Jungle(ジャングルで1番クールな猿)」というロゴが入ったパーカーを黒人の少年に着用させたことに対し謝罪した。
 
「パーカーの広告により皆様を不快なお気持ちにさせてしまったことに対し深くお詫び申し上げます。該当の写真は全てのウェブサイト上から削除され、該当商品は米国内では販売されません。我々は多様性を支持していますし、今後こうした問題を避けるために、会社としての方針を随時見直していきます」とエイチ・アンド・エムは発表した。
 
日曜日にエイチ・アンド・エムがイギリス版ウェブサイトに同広告を掲載したことを受け、SNSを通して人々の怒りが拡散されたという。
 
Twitterでは同ブランドが人種主義的で、さらに今回の一件による炎上を逆手に取ろうとさえしているとの批判も起こっている。
 
さらに同広告では黒人少年が問題のロゴ入りパーカーを着用し、白人少年が同ラインの商品で「survival expert(サバイバルの達人)」や「junior tour guide(ジュニア・ツアーガイド)」というロゴの入った商品を着用しており、モデルと商品の組み合わせが意図的なものであるとの指摘もされている。
 

エイチ・アンド・エムで働いたことのある女性は、同ブランドが人種差別や、文化的・社会的課題に対し何もわかっていないと感じることが時たまあると語った。
 
エイチ・アンド・エムは該当商品の写真をウェブサイト上から削除しているが、未だにイギリス版サイトからは同商品が購入可能だという。
 

大手ブランドによる人種差別的広告の問題


エイチ・アンド・エムの他にも、これまでいくつかの大手ブランドが人種差別ととられる広告を掲載し人々の怒りを生んでいる。
 
例えばDove(ダヴ)はフェイスブックで公開したボディーウォッシュの広告で、黒人女性の肌の下から白人女性が現れるという演出を行い、謝罪をした。
 
さらにNivea(ニベア)は「visibly fairer skin(みちがえるほど明るい肌に)」というコピーをつけたスキンクリームをアフリカ諸国で販売したとして非難されていた。