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2016年から2017年へ 今後のトレンドの流れ

2016/12/30 21:00

2017年もついにスタート。

市場はというと、プロパーからバーゲンになり、売り場も活気付いている。

バーゲンが終わり、今月からまた新たに春一番の商品が店頭に並ぶ前に、大まかに2017S/SからA/Wまでのトレンド傾向をお話ししよう。

 

2016トレンド総括


ノームコアが定着した中、2016年代表となったトレンドがフェミニンテイストだった。

ノームコアとは

 

Normcore(ノームコア)とは、
norm(normalの略)=「標準」、Hardcore=「ハードコア」を組み合わせた造語で
「究極の普通」「とにかく普通」「普通中の普通」といった意味合いです。
ニューヨークにあるトレンド予測グループK-HOLEが提唱した概念で、
「自分が70億分の1であることを自覚した人のための服装」と定義。
(出典:http://www.hisano-risa.com/blog/141022normcore/)


ということであるが、UNIQLO(ユニクロ)やGU(ジーユー)等のブランドをメインにしたシンプルなスタイリングが多く見られたが、

そこにレース素材のトップスやプリーツスカートを合わせてフェミニン、ラグジュアリーテイストを入れたり、ビッグシルエットやパワースリーブなど、大きいデザインポイントをもたせたスタイリングも増えた年であった。

また、アスレジャーというスポーツウェアを普段着として取り入れるスタイルも、ジョガーパンツやスポーツブランドの流行、スニーカーブームなどの2016年を代表するトレンドのひとつとしてあげられる。



 

2017S/S

 

全体的には、フェミニンとレトロブームが加速し、シンプルから装飾的になっていく。

以下、2017S/Sトレンドをマップでまとめたものである。




TREND MAP -FEMININE-


2016年はあくまでもナチュラル感があったが、2017年はヴィクトリアン調やデコラティブ等のキーワードが浮上している事から、華やかでガーリーなスタイリングが増えそうだ。

キーワード:スパングル、ビジュー、刺繍、花モチーフ(花柄プリント、立体花モチーフ)、オパール加工、エンボス加工、フェザー、透け感、フリル、ラッフル、タッグ、プリーツ、リボンモチーフ、レースアップ、ボリューム袖(パワースリーブ)、ペプラム、オフショルダー等




TREND MAP -RETRO-


レトロブームは、2016年で出ていたタッキースタイル(ド派手な柄×柄スタイル)に引き続いてギークスタイル(レトロ×ダサい)がトレンド浮上している。

違和感のある素材や色、ディテールを組み合わせたり、自由度の高いトレンドである。

キーワード:幾何学、チェック、ペイズリー、ボーダー、大花柄、ロゴプリント、カラーブロック、ブリーチデニム、ベロアー、異素材、ラップディティール、ハイウエスト、ワイドパンツ等




NEW TREND -AFRICAN PANK-

出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/24073/416309


継続しているエスニックは、アニマル柄や派手な色、柄を取り入れたアフリカンなテイストへシフトする。

それにレザーやスタッズを合わせた、パンクファッションを組み合わせることが新しい。

 

2017A/W予測


TREND MAP -DUSTY&VINTAGE-


S/Sからのフェミニンテイストは継続したまま、レトロブームはより一層加速し、ヴィンテージテイストが注目されるのではないかと予測する。

1920年代に代表されるギャッツビースタイル等、華やかで上質な印象のラグジュアリー志向のファッションが流行するのではないかと思われる。




TREND MAP -SPACE&FUTURE-


S/Sでのスパングルやビジューなどから、メタリックレザー等を使用した近未来的なアイテムが注目される予感だ。

また、それに伴ってオーロラカラーの透け感アイテムもスポーツやフェミニンテイストと掛け合わせて出てくるのではないだろうかと予測。



TREND MAP -MODE&NATURE-


エスニック感はそのまま継続し、異素材を掛け合わせたり、ビッグディティールを取り入れるなど、作りこんだ印象のモードな雰囲気×自然、民俗調がトレンド入りしそうな予感だ。

もちろんカラーもこのマップにとどまらず、マルチカラーで表現する事になるだろうと予測する。




2017年は、2016年からは大きく一新した年になりそうである。

前述の通り、ノームコアやアスレジャーが定着しているが、それは今までのトレンドの移り変わりに疲れてしまった事が原因だと言われている。

しかし、シンプルな服装にも飽きがもちろん来るし、次には反動が来る。

そういった意味で、来年はナチュラルよりもラグジュアリーや派手な印象のスタイリングが目立つことになるだろう。

また、カラーや素材が豊富になり異素材の組み合わせがトレンドに入っているため、よりシーズンレスになり、組み合わせが自由になっていくことになる。

近年はSNSの普及の為か、トレンドとは言いつつもトレンドの境界が曖昧になってきている傾向にあるし、様々なファッションが見られるようになり、個人がそれぞれ自分なりのファッションを楽しんでいるように見える。

来年はより一層、流行に縛られない、自分なりのスタイルが各々確立される年になるのではないだろうか。