2016年 ファッション業界にとっての一番の衝撃はやはり、あの出来事?

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どの業界にも一年を通して衝撃的な事件は起きている。ファッション業界では、NYのフォトグラファー、ビル・カニンガムの訃報をはじめ今年も多くの事件が起きた。

しかし、一番騒ぎになったのは疑う余地もなく大統領選だろう。

 

ファッション業界はアンチトランプ派多数であった



出典:http://www.dailymail.co.uk/news/article-3700161/Urban-Outfitters-cashes-anti-Trump-movement-t-shirts-mugs-pins-making-fun-Republican-nominee.html

 

VOGUEが大統領選で候補者を指示する表明を出したのは、124年という長い歴史上初となる出来事だった。

しかも、なんとアメリカの人気ファッションブランドUrban Outfitters(アーバンアウトフィッターズ)は、アンチトランプを表明するような商品を限定店舗とECサイトで販売していたのだ。
 


出典:http://www.breitbart.com/big-hollywood/2016/07/19/urban-outfitters-selling-anti-donald-trump-mugs-books-pro-hillary-clinton-t-shirts/

 
 

「IDK NOT TRUMP THO ( I don’t know. Not Trump, though)」(よくわからないけどさ、トランプはないよね)

というロゴがプリントされたシャツを筆頭に、アパレルプロダクト以外にもマグカップやピンなどが販売されていた。

Urban Outfittersは価格帯やデザイン、ユニークな商品が多い事で知られていて、ミレニアル世代に絶大なる支持を受けているブランドなのだ。

こういった商品を発表したのもまた、若年層に対するアプローチの一種と言えた。
 
さらに、今年日本撤退をした事でも話題を読んだAmerican Apparel(アメリカン・アパレル)もまた、トランプ氏が掲げていたスローガン「MAKE AMERICA GREAT AGAIN(アメリカを再び偉大な国にしよう)」に対し、「MAKE AMERICA GAY AGAIN(アメリカを再びゲイにしよう)」と言うスローガンを掲げたキャンペーンを実施していた。
 

出典:http://www.licensing.biz/news/read/american-apparel-teams-with-human-rights-campaign-for-make-america-gay-again-collection/044030

 

このようにファッション業界全体がヒラリー候補派として、彼女を応援していたがために、トランプ氏が当選した出来事は彼らにかなりの衝撃を与えた。

 

相次ぐ業界人の悲鳴と表明

 

デザイナーのSophie Theallet(ソフィー・テアレット)が

「私は次期ファーストレディに関するいかなることにも協力しません。人種差別や性差別をほのめかし、外国人を憎悪する彼女の夫のキャンペーンは、私たちが大切にする価値観と一致しません」


と表明。

それをきっかけに、ファッション業界では多くのデザイナーがアンチトランプ表明を出した。

 


出典:http://www.msnbc.com/msnbc/meet-melania-trump-2016s-most-surprising-wife

 

TOM FORD(トム・フォード)がトランプ氏の妻である、メラニア・トランプに「僕の服を着る事を断った」と意見表明した事は有名であり、

ロンドンを代表するファッションブランドJ.W.AndersonのデザイナーであるJonathan Andersonもまた、「fear(恐怖)」という英単語を辞書でひいた画像をInstagramに投稿していた。
 
落胆を示したのは、デザイナーだけではない。世界的トップファッションブロガーのSusie Lau(スージー・ロウ)そしてBryanboy(ブライアン・ボーイ)も自身のInstagramで当選に対する悲しみを投稿していた。

 

アパレルブランドが攻撃を受けることにまで



出典:http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/10/trump-new-balance_n_12906196.html

 

しかも、一般市民によるトランプ氏への憎しみはファッション業界を傷つけるような行為にまで及ばせたのだ。

その犠牲者は、シューズブランドとして日本でも支持の高いNew Balance(ニューバランス)のスニーカーたちである。
 
Sara Germano(サラ・ジャーマノ)というウォール・ストリート・ジャーナルの記者がNew Balanceの広報担当者が、
 

「The Obama admin turned a deaf ear to us & frankly w/Pres-Elect Trump we feel things are going to move in the right direction.」
(オバマ政権は、私たちの意見に耳を化さなかった。素直に言えば、大統領に選ばれたトランプ氏によって、物事は正しい方向に向かうことになると私たちは感じている。)


と発言したとTwitterに投稿したことで、ネットは大炎上。
 

出典:http://fnmnl.tv/2016/11/18/13981

 

次々と自身が愛用していたであろうNew Balanceに火をつけて燃やす動画や、ゴミ箱に投げ捨てる画像がSNS上に広まった。それは、ファッションラバーからすると、少々心痛ましいものであった。

 

今後のファッション業界のトランプ氏への向き合い方は



出典: http://thefederalist.com/2016/04/07/ivanka-trump-is-everything-donald-wants-to-be-but-is-not/

 

トランプ氏当選から少しの時間が経過した今。皮肉な事に、トランプ氏の長女であるIvanka Trunp(イヴァンカ・トランプ)はファッション業界でも注目の的となっている。

新たなるファッションアイコンとして支持や注目度があがっただけでなく、自身が手がけるファッションブランドIVANKA TRUMP(イヴァンカ・トランプ)の売り上げも、以前に増して好調なようだ。
 
日本でも、IVANKA TRUMPを取り扱う通販サイトwajaによれば、ブランドへのアクセス数は、大統領選前と比べて「400倍」、売上額は「28倍」にも高騰しているようだ。
 
彼が正式に大統領選に就任する来年、ファッション業界はもう悲鳴ばかりあげていられないだろう。一体どういった動向になるか、今後も注目していきたいところだ。

 

Source: http://www.j-cast.com/2016/11/22284208.html?p=all
http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/10/trump-new-balance_n_12906196.html
http://www.fashionsnap.com/news/2016-07-19/trump-urban-outfitters/
http://www.fashionsnap.com/news/2016-11-09/uselection-16/
http://www.elle.co.jp/culture/celebgossip/sophie-theallet16_1122



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