LVMHがEコマースを全力始動するも苦戦中!?

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フランス、パリに拠点を置くLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は、1987年の創業以来、様々な転機を迎えてきた。

世界でも有数のこの巨大ラグジュアリー企業が今、デジタル化の波に苦しんでいる。
 

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LVMH内のコスメストア「Sephora(セフォラ)」はこれまでEコマースを積極的に行い、斬新な手法で販売実績を重ねており、また「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」も注意深くオンライン販売を拡大してきた。

一方で、グループ内のブランドの中には、Eコマース戦略を全く持ち合わせていないものもあり、その格差が目立っているのが現状だ。

3年ほど前、Eコマース市場規模は中国市場に次ぐものであると認識されて以来、LVMHグループの幹部はオンライン販売を強化する方針を取り続けてきた。

関係者によると、LVMHは販売手法はもちろん、グループ内の業務やコミュニケーションにおいてもデジタル化していく方向に向かっているという。

2017年グループ内のオンライン販売売上は30%増加し、マネージングディレクターのAntonio Belloni(アントニオ・ベローニ)氏によると今後、Eコマースのために投資をしていき、特にデジタルプラットフォーム作成のためにはその30%資本を投入していく予定だという。

LVMHはECサイト「24 Sèvres」を立ち上げており、「Céline(セリーヌ)」の商品が唯一オンラインで買えるなど、特典をアピールしている。

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「24 Sèvres」の成果は発表されていないが、恐らく競合サイトの「Yoox Net-a-Porter(ユーックス ネットアポルテ」、 「Farfetch(ファーフェッチ)」や 「MatchesFashion.com.(マッチファッションドットコム)」などと比較すると、結果は芳しくないと推測されている。

今後LVMHがどのようなデジタル化戦略を行い、そして、勝算はあるのか、業界内で熱い視線が注がれている。