ロンドンファッションウィークでファッションとテクノロジーの融合

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2019年春夏ロンドンファッションウィークが、現地時間2018年9月14日(金)から9月18日(火)までの5日間の日程で開催された。

Burberry (バーバリー)やSimone Rocha(シモーネ・ロシャ) を始めとする有名ブランドが並ぶ中、ロサンゼルスを拠点に活躍するデザイナー Honnee(ハニー)が密かに注目を集めた。

シリコンバレーを拠点にするロボティックカンパニーOhmniLabs(オムニラボ)とAIやブロックチェーンの技術で知られているKambria(カンブリア)がファッションブランド House of iKons(ハウス・オブ・アイコン)とパートナーシップを組み、ファッションとテクノロジーのコラボレーションが実現した。
 

前代未聞ロボットがランウェイを歩く




15日(土)と16日(日)の両日、ロンドンファッションウィークで初めてロボットがランウェイを歩く快挙を果たした。

iPadのようなデバイスを搭載し、ボディをラインストーンでデコレーションされたそのロボットはモデルというには程遠いがその独特の存在感で会場を圧巻させた。ロボットに続くモデルたちもまたシルバーのメイクが施され、近未来を感じさせるコレクションとなった。

オムニラボとカンブリアがこの発表を行った背景には、健康やテクノロジー、ファッションというさまざまケースにおいてな未来志向を可能にさせるという考えを持っていた。ファッション、インダストリアルデザイナーでありアーティストでもあるデザイナーのハニーは、オムニラボとカンブリアの持つ最新テクノロジーとファッションを見事に融合させた。

「私はテクノロジーがいかに素晴らしいものか常に意識しています。テクノロジーは決してどんなものにも置き変えることは出来ないですし、私たちはクリエイターとして情熱を持っています。」とハニーは語った。
 

ファッション×テクノロジー




ロボットがランウェイを圧巻させたのは今回が初めてではない。2018年2月20日から26日までミラノで開催されていた2018年秋冬ミラノファッションウィークでは、DOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)がドローンで新作バッグをお披露目。

コレクションのオープニングに登場したのは、日本のクリエイター集団ライゾマティクスリサーチが手がけた8機のドローン。ドローンはホバリングしながら新作の「DEVOTION BAG」を紹介した。コレクション会場はバロック様式で歴史を感じさせる印象だが、それとは対象的に最新テクノロジーであるドローンがランウェイを飛んだのは観客をあっと言わせる演出であった。

http://ellegirl.jp/article/2017ss-fashion-week-drama-160929/chanel/
 

また、2017年春夏パリファッションウィークでもCHANEL(シャネル)が会場のグラン・パレを「データセンター・シャネル」に変貌させて、近未来的なセットの中でショーを開催。そのオープニングを飾ったのは、シャネルのアイコンであるツイードのセットアップを着たロボットだった。
 

今回紹介したランウェイを湧かしたロボットは外見はまだ人間とはほど遠く、愛らしい印象さえ与えるが今後、テクノロジーの発展と共にモデルを脅かす存在と成り得るのだろうか。

近年ファッション産業には次々と新たなテクノロジーがもちこまれており、3Dプリントによるアクセサリーや、スマホを操作できるウェアラブルジャケット、はたまたAI(人工知能)によるコーディネート提案など多くの恩恵をもたらしている。