ミラノの魅力を伝えるミュージアムの数々

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ファッション、アート、フード、カルチャーが融合した街の一つでもあるミラノ。

ミラノへ来た際には、もっとも訪れてみたいのアートスペースを紹介しよう。

 

Fondazione Prada



 

現代アートとカルチャーを融合した複合施設、「Fondazione Prada」こと「プラダ財団」。

名前の通り、プラダのデザイナーミウッチャ・プラダと夫でプラダのCEOのパトリツィオ・ベルテッリが経営している。

実はこのプラダ財団、ミラノに建設される前にすでにヴェネツィアに存在していたのだが、長年の入念な計画後やっと2015年5月9日にミラノにもオープンした。

建築に関しては、オランダ人のレム・コールハースを中心に建てられ、「建築の保存」と「新たな創造」と正反対のコンセプトを共存させている。

総面積が19,000㎡ととても広大なアートスペースなため、一日をたっぷり使って一点一点の作品を回りたい。


https://www.inexhibit.com/it/case-studies/fondazione-prada-milano-p-1-architettura-rem-koolhaas/



上の図のように、改築以前から存在する「貯水庫」「倉庫」等の7棟と新建築された「3.PODIUM」「7.CINEMA」「10.TOWER」の3棟を連結させた合計10つ建築構成になっている。

TOWERのオープンに関しては、今年の春予定だ。

他にもアートスペースなだけでなく、子供のための施設やアーティスト達の本が揃うブックショップなどもある中、
是非とも立ち寄ってほしいのが、映画「グランド・ブダペスト・ホテル」等の作品で有名な映画監督ウェス・アンダーソンによる、50年代・60年代の典型的な昔のミラノのバールを再現したカフェ「バール・ルーチェ」。

ドルチェやお酒がずらりと並ぶ中、内装には監督ならではの拘りがあり、スプリンググリーンと淡いローズピンクが特徴的な家具に、天井や壁はミラノのシンボルの一つであるガッレリーア・ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世をミニアチュールに再現している。


http://www.fondazioneprada.org/barluce/


テンポラリーなアーティスト作品に加えてm永久保存版として、アメリカ人彫刻家Robert Gorber、フランス人彫刻家Louise Bourgeois、ドイツ人写真家Tomas Demandなどの作品がある。

一つ一つの建物にもこだわった建築物にも注目したいアートスペース。

世界中から集めたえりすぐりなアーティスト達の展示期間が過ぎれば、観た人たちだけの中にしか残らない、そしてまた次回に向けて新たな期待、というのも魅力的だ。


http://www.fondazioneprada.org/project/louise-bourgeois/

住所:Largo Isarco 2, 20139 Milano(地下鉄M3のLodi T.I.B.B駅より徒歩15分ほど)
営業時間:日・月・水・木は10時〜19時/金・土は10時〜20時
チケット:一般10ユーロ/18歳以下・65歳以上やジャーナリストなどは無料※チケット購入は、閉店の1時間前まで。

ホームページ:http://www.fondazioneprada.org/


 

Milano Osservatorio


http://www.fondazioneprada.org/visit/milano-osservatorio/


プラダ財団による、写真と視覚言語アートスペース「Milano Osservatorio」が2016年12月21日にオープンした。

代々続くプラダ本店があるガッレリーア・ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世に位置し、コンテンポラリーな展示スペースになっている。

中心部の建物の5階と6階にあり、八角形で広さも800㎡と広々とした屋根裏のような空間を演出。床にもこだわりがあり、コーティングされてた木材を用いている。

窓から見えるのは、なんと1865年と1867年に建築家兼エンジニアであるイタリア人のGiuseppe Mengoniによって建てられたガッレリーアのど真ん中にあるガラスと鉄のドーム!

今年の3月17日までは、Francesco Zanotの「GIVE ME YESTERDAY」が展示されている。


http://www.fondazioneprada.org/project/give-me-yesterday/

住所:Galleria Vittorio Emanuele II, Milano(地下鉄M1、3のDUOMO駅の目の前)
営業時間:日・月・水・木・金は10時〜19時/土・日は10時〜20時
チケット:一般10ユーロ/18歳以下・65歳以上やジャーナリストなどは無料※チケット購入は、閉店の1時間前まで。

ホームページ:http://www.fondazioneprada.org/visit/milano-osservatorio/


 

Pirelli HangarBicocca


http://www.hangarbicocca.org/anselm-kiefer/


ミラノにある代表的なアートスペースとして、『Pirelli HangarBicocca』も必ず訪れたい場所の一つ。

中心地から少し離れていてアクセスは少々不便ではあるが、行ってみる価値がある。

2004年にオープンした、現代美術作品とプロモーションをテーマにした美術館で、個展からイタリア人や世界中のアーティスト作品を全て無料で観ることができる。

もともと工場だった場所を改築しているため、15000㎡と広大な施設となっている。

この巨大な敷地を利用しているため、音のない展示スペースでは空調音と空気が混じり合って圧力のある空間を感じられるアートが堪能できる。

上の写真にある廃墟したようなビルがある場所は、画家兼彫刻家であるドイツ人のAnselm Kieferのサイトスペシフィック・アート「I Sette Palazzi Celesti」が永久保存版して展示されている。

入り口から、コンテンポラリーアートを観て、カーテンを潜ればたどり着けることができる。

アーティスト作品の香りと見物者たちの吐息が生々しく混じり合っている。

現在は建物を遠くからしか眺めることができなくなり、それが残念。


http://www.hangarbicocca.org/caffe-e-ristorante/


全てのアート作品を観終わった後は、広大で締め切った展示スペースから現実の世界に帰るため、結構体力を消耗する。

落ち着いた配色でカフェ&レストランで休憩をしても良し。テラスもあるので、外もおすすめ。

一歩中へ入ると、その中は現実を忘れ去るほどたちまち別世界。

ぜひ実際に足を運んでみて、肌で感じてほしい。
 

住所:Via Chiese 2, 20126 Milano(中心駅から87番のバスでバス停HangarBicoccaで降りる)
営業時間:木曜日〜日曜日10時〜22時
定休日:月曜日〜水曜日
チケット:入場料を含めて全て無料

ホームページ:http://www.hangarbicocca.org


 

La Triennale di Milano


http://www.artribune.com/tribnews/2015/10/la-triennale-di-milano-si-allea-con-il-ministero-degli-esteri-per-rilanciare-lesposizione-internazionale-del-design-e-possibile-oggi-tracciare-il-volto-del-design-del-xxi-secolo/attachment/triennale-di-milano-2/



駅を出てつり橋を渡れば、アート、デザイン、建築、ファッション、映画と1923年からイタリアの教育施設として続く歴史あるアートスペース、ミラノのトリエンナーレ・デザイン美術館。

アート劇場にて演劇、音楽、ダンス、パフォーマンスを観ても良し、アーティストの本や作品を館内ストアで見つけても良し、イタリアならではのデザインカフェやレストランにて座って休んでも良し。

アートだけでなく、ファッションに特化したイタリアの名門ファッションデザイン学校が主催する壮大なファッションショーも行われる。

場所は、地下鉄CADORNA駅からすぐということもあり、Duomoを背にして目の前の建物の間から見えるセンピーネ公園(Parco Sempione)の中に位置するので、観光しながら訪れるのもオススメ。

ちなみに、センピーネ公園は中心地から近いこともあり、ミラノで最も人々が訪れる広大な公園の一つ。


http://blog.urbanfile.org/2015/04/28/zona-sempione-il-parco-sempione-verde-e-marrone/


有名な凱旋門Arco della Pace(アルコ・デッラ・パーチェ)や川などもあり、自然や歴史を堪能しながらトリエンナーレ・デザイン美術館に行くのはどうだろう。

街中に配置されているレンタルバイクBikeMiを利用して回るのもあり。

 

住所:Viale Alemagna,6 - 20121 Milano(地下鉄CADORNA駅からすぐ)
営業時間:火曜日から日曜日10時半〜20時半
定休日:月曜日
チケット:一般10ユーロ(ジャンルによって、割引や料金変更あり)
     ※チケット購入は、閉店の1時間前まで。

ホームページ:http://www.triennale.org



ミラノの街を堪能するには、中心地から少し離れた場所まで、時間を使って足を運んでみてみよう。

新しいものが常に入れ替わりな慌ただしい街であるが、散歩がてらその中にある古臭い街並みもとってもオススメ。


 



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