【連載】Faline Tokyoオーナーとして、一人の女性として。Baby Maryの生き方 -第2話-

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原宿シーンにおけるトレンドを築き、ファッションアイコンとして知る人ぞ知る存在であるBaby Mary。
 
東京内で最も感度の高いセレクトショップのひとつである『Faline Tokyo』のショップオーナーである彼女の幼少期にまつわるエピソードから、Faline Tokyoの創業時やショップコンセプト、Faline Kidsや原宿、SNS時代に思う事を我々に語ってくださった。
 
本日は、美容師時代から名古屋でFalineを始めた経緯やVivienne Westwoodとの思い出についての第2話。

第一話はこちら

 

実は美容師だった


 
実は成り行きで美容師をやっていた事があるの。

ある日、妹の迎えに美容院に行った時受付のアルバイトを頼まれて。

それから受付のバイトをしていたんだけど、次第に「シャンプーも覚えて!」って言われちゃって、結局美容師の仕事もするようになっちゃったのよ(笑)

最初は興味なかったんだけど、やりだすと楽しくて没頭しちゃうじゃない?

だから、シャンプーを覚えて、ワインディングも夜な夜な練習していたわ。

カットもいつの間にか出来るようになったわ。
 
ただ、美容師はずっとやろうとは思っていなかったの。

私は女の子の髪を綺麗にセットしたりするのが好きだったけど。
 
 

Falineオープン前は食器の買い付けを



 
Falineをオープンする前に、一度勤めていた美容院のオーナーと雑貨屋さんをやることになったの。

お店のサイズ感はそうね、Miss Falineくらいの規模感だったかしら。

スタッフで店内をペンキ塗りしたり、溶接なんかもしてもらって本格的なDIYでお店を造っていった事が懐かしいわ。

私はその頃よく行っていたロンドンで、食器の買い付けなどをしていたの。

その時も美容師は続けていたから、二足のわらじを履いていたような生活スタイルだったわね。
 
でも、大家さんの都合などがあってそのアンティークショップはなくなってしまって。

そうしたら、同じ場所で何か新しいものをしないかって誘われてね。

その時に、私が学生時代から敬愛していたVivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)のお店をやりたいと思ったのよ。

 

18歳頃、パリコレのインビテーションをもらう


私にとってVivienne Westwoodはとても特別なブランドなの。

大好きだったロンドンに行ったときは、パンクスの聖地でもあるワールズエンドに溜まっている子たちや店員の子たちに憧れてたわ。

だから通って、仲間にいれてもらったの。

ある日、恐らく私があまりにも買っていたからか目立っていたかわからないけど、ヴィヴィアンからパリコレのインビテーションをいただいたの。

それが私にとって初めてのパリコレだったの、夢のようよね。
 
ちょうどヴィヴィアンが一番素晴らしかった時代に彼から影響を受けた人が、今私のお店にもおいてある、世界を動かすデザイナーとなっている。

例えばMarjan Pejoski(マラヤン・ペジョウスキー)、Jeremy Scott(ジェレミー・スコット)、Olympia Le Tan(オリンピア・ルタン)、今をときめくKim Jones(キム・ジョーンズ)とかも皆その時代のヴィヴィアンを見て育った。

私はパンク時代の後なんだけど、私も含め皆がヴィヴィアンが毎度繰り広げる新しいことを若くして生で体験できたから、素晴らしかったわよね。

 

Marjan Pejoskとの思い出




そんな時代を経て、私がヴィヴィアンのお店を出した頃に旧友であるマラヤン・ペジョスキー(Marjan Pejoski)もお店を出したから、お互いにファミリーという感じで支え合っていたわ。

その後、マリヤンはセントマーチン(Central Saint Martins)に通いだして、卒業してデビューしたの。

彼もまた、ヴィヴィアンを見て育った世代だったから、彼のコレクションを見てとても可愛いなと思ったし、「あ、これいいな」って思って自分の店で扱うようになったのよ。

今でもお互いインスパイアし合ったり、支え合っているわ。

FiFi Chachnilとの思い出


Vivienne Westwoodの息子とその時のG.F. セリーナが ロンドンに Agent Provocateur (エージェントプロヴォケイター)というランジェリーショップを 衝撃的にオープンさせてたの。

そこで、フィフィシャシニイル(FiFi Chachnil)と付いていたタグがずっと気になっていて、とても可愛いデザインだったから見とれていたわ。

しばらくたってパリに住んでいるお友達から私がきっと気に入るからって彼女を紹介してもらったのよ。

私は探していたブランドに出逢えて大喜びだった。

一年ぐらいしてから、当時ピエール&ジルという素敵な写真家の主催で開かれていたケンテイーナというボートパーティで初めて逢っている事を一緒に思い出したの。

でも、お互いたどたどしい英語だったし、酔っぱらっていたから電話番号を交換したものの、直後は連絡をとらなかったの。

それこそ運命的な再会だったわ。
 
「今の店舗内のアイテムのラインナップが、その時々のMARYさん自身の出会いでもあるんですね」
 
そうね、そういう感じで入れているアイテムが多いわ。だからこそ、Falineのお店にはストーリーがあるの。
 

明日に続く……。

Faline Tokyo 設立日である2月14日 Valentine’s dayに記念パーティを開催!
『Valentine Greetings Party』
日時:2.14 19:00-24:00
場所:Faline Tokyo



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