​​​​​​​【London FW Women / 17-18AW】Day3 暗いムードを吹き飛ばし、夢や温もりが蔓延

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2月19日ロンドン・ファッションウィーク3日目は、遊び心をプラスして明るいムード漂った。

Anya Hindmarch(アニヤ・ハインドマーチ)はコミカルさが増し、Topshop Unique(トップショップ・ユニーク)は90年代のバブルなパーティで派手に演出、Mary Katranzou(メアリー・カトランズ)は高いクラフトマンシップとプリント柄でファンタジックな世界を創った。

Mulberry(マルベリー)とMM6 Maison Margiela(MM6メゾン・マルジェラ)はあえてマスキュリンなアイテムを用いて、フェミニンな柔らかさと強さを表現した。

 

Anya Hindmarchは今季、スウェーデンの雰囲気をコレクションに呼び込んだ。

パステル系の淡いカラーが軸となり、優しさ溢れるルックが続く。カラーブロックされたアウターには、コミカルなハートやフラワーモチーフのバッヂが付けられ、ポップな印象を受ける。

今季はファーを多様。部分づかいにアウターの襟に胸元に、さらにマフラーやコートも登場した。ラグジュアリー感は増すが、モチーフやカラーが効いてやはりAnya Hindmarchらしい可愛らしさが強調されていた。

熊のキャラクターの顔をアクセサリーのように首から掛けたり、イエローのバックパックにはスマイリーのウィンク顔をデザイン。

どこか日本のカワイイ文化も感じ、親しみが湧いた。
 

Topshop Uniqueは90年代の力強いムードをモダンに落とし込んだコレクションを披露した。テーマは“パーティの始まり”。

ヴィンテージ調のシルクフラワープリントドレスは大胆なスリットを入れ、オフショルダーのテクノグラフィック柄のトップスとスタイリング。

過去と未来の融合のようで、今の気分にぴったりだ。

原色系のボールドなカラーとチェックシャツやスウェット、ロンパースなど若々しいアイテムも、ワンショルダーやクロスカッティングなどの肌見せによって、セクシーも垣間見えた。

世界情勢やEU離脱といった多くの人が抱く不安を吹き飛ばすかのように、楽しくバブリーな雰囲気に包まれていた。

ブランド創設40年以上のMulberryは今季、英国クラシックを全面に押し出した。

ショー前半は英国チェックが大半を占める。トレンチコートやテイラードジャケットといったベーシックなアイテムはオーバーサイズでショルダーがデフォルメされ、品性を失うことなくストリート感を強めた。

ノルディック柄の大きなニットにコーデュロイのパンツは、英国の田舎の温かみを感じるようなムード。

サイズ感やシルエットはマスキュリンであるが、素材や小物でフェミニンを主張。大人の奥ゆかしい色気さえ漂う。

終盤に多く登場したのは、ホースブランケットから着想得たというキルティングのケープ。

英国のガーデニング技術を洋服に取り入れたかのように、鮮やかで華やかさがあった。

2015年よりクリエイティブ・ディレクターを務めるJohnny Coca(ジョニー・コカ)によって、Mulberryはますます英国カラーが増している。

伝統を継承しつつ、洗練された柔らかさがあるコレクションは、まさに英国を体現しているようだった。
 

華美でオリジナリティ溢れるプリントデザインで魅せるMary Katranzou。

今季のコレクションは、1940年に製作されたウォルト・ディズニーの映画『ファンタジア(原題;fantasia)』からインスピレーションを得た。

前半は格子柄やチェック柄をベースに、幾何学的なグラフィックプリントと加えたドレスやアウターが目立った。

ツヤ感のあるルレックス素材のセットアップや、クリスタルの装飾が煌びやかな光を放つ。

グラフィカル柄は中盤以降、デジタルの絵画のようなアーティスティックなプリントへとシフトしていく。

海の中や森の中といった自然の絵は、ディズニー映画そのものように幻想的でファンタジック。

プリントだけでなく、ベルヴェットやプリーツ、レース素材が、現実離れした空想の世界観に拍車をかけた。

ディズニー映画へのオマージュとなった今季のコレクションは、観る者を夢心地にする同映画にも引けを取らない魅力が持っていた。

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