​セクシャリティーの概念を崩す。TOGA(トーガ)の超越するボーダーライン

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2月19日ロンドン・ファッションウィーク3日目、ゴシック建築が特徴的なロンドンの市庁舎を会場にTOGA(トーガ) AW17/18 コレクションが発表された。




淡いブルーのサテン地のセットアップにシャツで登場したファーストルック。どこかマスキュリンな雰囲気を漂わせつつも、胸元と腰には煌びやかなブローチがフェミニンさも感じられるスタイル。

今回のAW17/18コレクションは ”ホール、クラシカルな装飾そして肌" をコンセプトとし、モデルたちの胸元や頭には華やかな装飾が施され、服の随所に出現する穴そしてコンサバティブなスタイルのデザインが特徴的なコレクションであった。

シンプルで洗練されたドレスかと思いきや腰元には穴があいており、ドレスの下にはパンツスタイルの組み合わせがとても印象的で、手元のレザーのロンググローブは力強い女性を演出しているようにも見えた。





眉のみ太く描かれたシンプルなワンポイントメイクは、観客たちに女性が着ている服,はたまた男性の着ている服、どちらにも自由に解釈できるようトーガから観客に向けた配慮にさえ感じられた。

ウィメンズコレクションということを考えなければ、このコレクションがどのセクシャリティーに向けてデザインされたものなのか頭を悩ませるのではないだろうか。

トーガのデザイナー 古田泰子氏はレディース、メンズの服作りに対する考え方としてこう語っている。
 
「ウィメンズとメンズでは、コンセプトは分かれています。ですが、TOGAのレディースにはスーツ地専門の生地を使うなど常にメンズの要素が混ざっているので、『一緒にルックで出せば』という提案もうけますが、混ぜるつもりがないです。提案しなくても女性は勝手に男性の服を着ますし、男性も女性の服を着ればいいのです」

出典:http://www.honeyee.com/fashion/170120_toga 

   



現代は様々なジェンダーが存在する時代であり、世界的にも性的マイノリティ(LGBT)への認知度は以前に比べ格段と上がってきている。

そういった現代社会のなかでファッション(外見)でその人を男性なのか、女性なのかというボーダーで区切ってしまうのはおかしなことではないのだろうか。ジェンダーに捕われず、その人が着たい服を、スタイルを、その日のムードに合わせて取り入れるべきではないのだろうか。

世界的に見てもPRADA (プラダ)やJ.W.Anderson (J.W.アンダーソン)など、いくつかのブランドで性別の枠を超えたジェンダーレスなデザインが数多く発表されている。

この世界的なジェンダーレスなデザインの流れが来る前から、性別の枠にとらわれない独自の視点でコレクション展開してきた国内ブランドのトーガ。

保守的な枠に押し込められている多くの女性たち。そしてその多くは一般的な男社会の企業に務めると、女性には発言権がほとんどないケースがある。トーガの服を着て、性という枠を取り払い、その内にある強い個を魅きだして社会に立ち向っていってほしいと願うブランドの想いがコレクションを通して伝わってきた気がした。

 

(一部引用:http://www.honeyee.com/fashion/170120_toga02/6)TOGA



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