【Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/W Day4】若き才能KEISUKEYOSHIDA(ケイスケヨシダ)、AKIKOAOKI(アキコアオキ)が夢みる、まっすぐなファッションの可能性。

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3月20日(月)より開幕したファッションの祭典「Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/W」。 4日目は、天津憂が手掛ける「Hanae Mori manuscrit(ハナエ モリ マニュスクリ)」が表参道ヒルズでショーを開催した他、若手デザイナーを世界へ発信するという目的を持ったプロジェクト『FASHION PORT NEW EAST』から「KEISUKEYOSHIDA(ケイスケヨシダ)」、「AKIKOAOKI(アキコアオキ)」のなどがコレクションを発表した。


KEISUKEYOSHIDA(ケイスケヨシダ)





今季は、ふとした時に見た60年代のファション写真からインスピレーションを得た。

明るい装いで女の子達が笑顔で写っているその写真に心を打たれ、現代のファッションには欠けている自分の好きな服を自由に装う楽しさや、デザイナーとして少し先の明るい未来を自分なりに提示したかったという。

ランウェイには、これまで通り制服をベースにしたルックが多く並び運動着をイメージさせるようなジャージトップスやパンツも登場。

ジップやスナップボタンを多用し、フード部分をジップで開きセーラーカラーのように見せるディテールや、アウター類の他にパンツのサイドや裾部分にもスナップボタンを使用することで、着る人によって自由に女性らしい“露出度”を調節できるようにした。

カラーパレットに目を向けると、明るいスクールテイストのチェック柄や、ブランドとしては珍しいピンクや赤がメインとなっているが、そこにもブランドらしい要素を取り入れ“明るいのかくらいのかわからない”ちょっとくすんだ色味にしたという。

また、KEISUKEYOSHIDAのイニシャル“KY”のロゴが入ったヘアバンドでユニークなアイテムも登場。

そこにはファッションを自由に装うことの楽しさ、時に失敗したとしても色んな着こなしをする中で自分のスタイルを見つけようとする模索中の楽しさみたいなものが垣間見えた。




 

AKIKOAOKI(アキコアオキ)





「PRIMITIVE=原始的」というキーワードを掲げ、人間が元々持っている身体的な部分や土臭さなどをコレクションで表現した。

前シーズンにコルセットを用いて表現したシェイプとは異なり、今季は身体と服の間に生まれる“空間”を重視したという。

シャツワンピースやシルクドレス、身体に張り付いたようなトップスはタイトなデザインだが、歩く度に布の動きやドレープ具合が変化しふわっとした柔らかい印象を与える。

そこにショッキングピンクや緑などの原色を散りばめることで、心地良いコントラストや力強さをプラスした。

また、原始的な要素でもあるボヘミアンな民族衣装から着想を得たというビスチェやエプロンのようなアイテムは、“巻く”という着こなしをキーワードに各方向からの見え方がそれぞれ異なるデザインとなっていて、年間通して活躍できるレイヤードアイテムとして期待が持てそうだ。

四角いランウェイにすることでその様子をあらゆる角度から見せ、服だけでなく演出や音、その場のすべてでAKIKOAOKIとしてアップデートした人間像を届けた。