ファッション業界で男女平等を~Diorが女子学生に『Mentorship』を開催

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あのディオールが、世界10都市、200人以上の女子大生に向けた『Mentorship(指導プログラム)』を開催している。
 

*『Mentorship(指導プログラム)』とは、Mentor(指導者)が、Mentee(指導を受ける側)である女子大生に、職場体験と、キャリアを積むアドバイスをくれるプログラム。



https://www.businessoffashion.com/articles/video/womendior-a-mentorship-programme-empowering-young-women

 

『International Women’s(国際女性デー)』が出来てから70周年記念を祝うため、ディオールの初の女性クリエイティブ・ディレクター、マリア・グラツィア・キウリが企画したもの。

今回Mentorshipに参加する200人以上のラッキー女性たちは、実際ディオールのオフィスへ見学に行き、現場で働く、様々な部署の女性と出会う事ができる。
 
各部署でどのような作業をしているか、本物の生地や作品を直で感じる。

その上、MentorとMenteeがペアになるワーク・ショップもあり、ここでは質問/相談ができる。
 
ビジネス/デザイン専攻などMenteeも大学の専攻が様々だが、皆ファッション業界に興味を持つ学生が対象。
 
実際に履歴書をディオールの社員が見てくれ、失敗談なども教えてくれるなど、本当に刺激的なプログラムである。
 


http://www.myciin.com/en/p/maria_grazia_chiuri


 

Dior初のクリエイティブ・ディレクター、マリア・グラツィア・キウリ

<経歴>
1898-1999  FENDI アクセサリー・デザイナー 
1999-2016  VALENTINO アクセサリー・デザイナーから共同クリエイティブディレクターへ
2016-現在   Christian Dior Couture クリエイティブディレクター

 

VALENTINOで17年の経歴を持つ彼女は、アクセサリーのデザイナーとして入社。

VALENTINOでは、アクセサリーの売り上げの50%が彼女のデザインした作品だった事や、彼女は2015年に収益を10億ドルに到達させたとして脚光を浴びた。

そしてアメリカ・ファッション協議会(CFDA)のが最も活躍したデザイナーに贈る名誉表を2015年に受賞している。
 
2016年ディオールは、そんなマリア・グラツィア・キウリを、ディオール初の女性クリエイティブ・ディレクターに就任。

彼女は「We should all be feminists.(皆、男女平等であるべき)」というスローガンを掲げている。

 そして『Women@ Dior』の企画として初のMentorshipを開催した。


http://www.luukmagazine.com/we-should-all-be-feminists-la-t-shirt-femminista-di-dior-conquista-le-star/

『Mentorship』の目的


『Mentorship』のプログラムは2017年の1年を通して、3月にパリで始まり、ロンドン、上海、香港、ニューヨーク、ドバイそして、東京でも開催されている。

このプログラムの目的は、若い女性たちに、キャリアの構築、ネットワークの広げ方など、キャリア・アドバイスを実際ディオールの社員がしてくれるという。

Menteeの参加者の中には、「成功者の失敗談が、私も頑張れるという自信を与えてくれた。」というコメントを残している。

そうして、ファッション業界で失敗しながら成長し、心から強い女性の成功者を育てる事が最終ゴールだという。
 
そしてディオールの様な世界のトップブランドには、エンジニアや科学者たちもファッション業界で働いている事、本当のプロとしてのビジネスを見られることが、最大の魅力である。


http://www.cud.ac.ae/news/six-cud-students-selected-coveted-womendior-program



一方Mentorであるディオールの社員もプレゼンテーション力の向上や、アドバイザーとして自身の成長に繋がる。

そして何より、世界に“男女平等”を会社のスローガンと掲げ、若い人材の成長にも力を入れ、キャリアを磨ける会社である事、今後の会社の”在り方モデル”として、宣伝する事ができるのだ。

より良い人材集めにも役に立つ。そしてそれは、今後より良い作品/商品を生み出す事に繋がるという。

ディオールは経営戦略に、もっと若い女性を採用し、新しいパワーを会社にもっと取り入れていく方針だという。
 
というのも、ファッション業界はまだまだ役員は男性がほどんどである。

そして経験を持った社員でないと実際に商品に携われない、そして性別や人種差別が根強く残っているのが現実だ。

しかしファッション業界が生き残るためには、性別/人種/年齢を問わず、新しい事に取り組む姿勢を見せた。



http://www.bschool.cuhk.edu.hk/ugo/enewsletter/july2017/woman_dior_mentoring_program.html

近年、消費者やメディアは、ファッション・ブランドがどんな新しいデザインを発表するかというニュースよりも、そのブランドがどんなチャリティー・イベントをしているか、性別や人種差別があるかで、ブランド・イメージが大きく変動する。


そのため、質やデザインが良いのは当たり前。


既にいくつかの大企業が『Mentorship』を取り入れ、ネットワークを広げながら、社員をサポートし合っている。

しかし、今回ディオールの様なトップ・ラグジュアリー・ブラントまでも、声を上げて『女性の活躍』をサポートする事で、今後より多くの企業が『Mentorship』を起用し、若い女性の活躍の場が広がるだろう。

そしてディオールの『Mentorship』は、社員の育成や職場環境改善にも繋がる効果的な素晴らしいアイデアであると多くのメディアから注目を集めた。

 










https://www.businessoffashion.com/community/people/maria-grazia-chiuri
https://www.businessoffashion.com/articles/video/womendior-a-mentorship-programme-empowering-young-women
http://www.cud.ac.ae/news/six-cud-students-selected-coveted-womendior-program
http://www.bschool.cuhk.edu.hk/ugo/enewsletter/july2017/woman_dior_mentoring_program.html



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