アプリをDL

ランニングブーム?拡大するスポーツアパレル市場

2016/11/22 16:20

2020年の東京オリンピックのスポンサーとなったアシックス。ベンチャー企業との事業連携を強化するため、投資子会社「アシックス・ベンチャーズ」を設立した。

近年、ランニングなどの屋外ズポーツ市場は延び、それに伴いスポーツウェア市場では市場規模の拡大化している。大手スポーツメーカーとブランドのコラボレーションのスポーツウェアの発売や、ドメスティックブランドとのコラボレーションスニーカーの発売が相次ぎ、高機能でデザイン性の高いスポーツ関連のプロダクトの開発が進む。

2020年の東京オリンピックを筆頭に、国民のスポーツへの関心がさらに高まると予測され、企業のスポーツ市場の強化と参入が目立つ。

ライザップのアパレル事業初参入

(出典 http://www.fashionsnap.com/news/2016-11-15/rizap-brand/)

キャッチーなcmと「結果にコミットする」のフレーズで知られるライザップ(RIZAP)がアパレル事業への初参入を発表した。2017年春夏シーズンのコレクションは「Face Yourself」をコンセプトにウィメンズとメンズで展開する。ジムフィットネス用コンプレッションウエアでは、腰膝などのテーピング機能やサポーター機能、血流を促進する段階着圧機能を搭載したウエアを開発し、その他にもジムの行き帰りに活用できるアイテムをラインナップ。
24時間営業のジムや、肉体強化を徹底したスポーツジム、ヨガやボクササイズなどスポーツジム会員やランニングを日常に取り入れる人口は増えている。スポーツアパレルは今後も拡大が期待される分野だ。

コンプレッションウェアとは?「compression(圧縮)」という意味であり身体に圧力をかける服。筋肉疲労軽減と回復効果がある圧力によって筋肉を支えて補助し姿勢矯正するなど様々な効果があると言われている。

ランニングシューズ市場規模拡大

(出典 http://home.kingsoft.jp/news/pr/atpress/103223.html)

スポーツでは特にランニング人気は根強く、ランニングシューズや関連ウェアなどの売れ行きは好調で、初心者にとどまらず、中上級者向けの高価格帯商品の売れ行きも好調だという。

矢野経済研究所によると2015 年のスポーツシューズ国内市場規模(メーカー出荷ベース)は、数量ベースで前年比 104.1%の 8,914 万足、金額ベースで同 106.5%の 3,524 億 6,000 万円となった。全国各地で開催されるマラソン大会が引き続き市場の活性化につながっている。

(出典 http://www.businessinsider.com/adidas-shoe-from-plastic-ocean-waste-2016-11/#-1)

ストリートでスタンスミスが人気を博しているアディダスから、海洋プラスチック廃棄物の削減に取り組む団体「パーリー・フォー・ザ・オーシャン」とコラボレーションプロジェクトの多目的シューズが発表された。アディダスは産業界がいかに「デザインの発想を見直し、プラスチックによる海洋汚染を阻止する」ことが可能かを示した。

機能性だけでなく、「エコ」という価値をつけた商品、「スポーツ」と「エコ」は親和性が高く、価値を消費者に訴求しやすいだろう。

(出典 http://www.fashionsnap.com/news/2016-10-27/vavormax-nike/)

ナイキからは来年春に「ベイパーマックス(VAPORMAX)」が発売される。全天候対応になったランニングシューズ「ルナエピック フライニット シールド」など、これまでの特徴に加えてさまざまな機能性を増やし、ストレスなく走ることができるシューズを数多く展開している。

エヌピーディー・ジャパンの調査によると日本の消費者はフィットネス目的でランニングをする傾向にあり、日本の市場において、熱心なランナー(週3回以上ランニングする人)が、アスレチックフットウェア市場の約10%の売上に貢献している、そして彼らは更なる購入にも積極的だという。

2007年に初開催された東京マラソンをきっかけに、ランニング人口が伸び、皇居周辺は「皇居ラン」と、ランニングが観光化した。テレワークや、残業時間の縮小を企業が推進し、余暇の時間をスポーツに当てる人が増加している。スポーツをする上で、身体の保護やサポートなどに必須なスポーツウェア。依然として、大手のスポーツメーカーは強く、商品開発やリミテッドモデルなど注目は高い。

2015年のラグビーワールドカップの日本の大躍進が報じられたように、今後開催されるスポーツイベントに伴い、新しく注目されるスポーツも増えるだろう。このレッドオーシャンの中で各社がどのようなプロダクトを発表するのかとても興味深い。

Yumi Takahashi