ファッション業界を捉えた、8つのおすすめドキュメンタリー映画

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ドキュメンタリー映画を、退屈に思うだろうか。勿論、ドキュメンタリーは実在するストーリーや人物を描いた作品である故に、それに対しての興味の有無が問われるはずだ。ファッションに関するドキュメンタリーであれば、その業界に入りたい、その世界が好きだ、あのデザイナーやエディターを尊敬している、そんなように思った事のある人には向いているだろう。

『プラダを着た悪魔』とは違い、脚色されていない事実を描いてくれるドキュメンタリー映画から学ぶ事は計り知れない。そこで、今回はデザイナーやブランド、エディターやファッショニスタまで、ファッションの世界を描いた渾身のドキュメンタリー映画を8本ご紹介しよう。

エディターを描いた作品『ファッションが教えてくれること』


出典:http://www.nytimes.com/

近年のうち最もヒットしたドキュメンタリー映画のひとつ。VOGUEの名物編集長アナ・ウィンターに密着し、ファッションマガジンにとって一番重要な九月号がどのようにして出来上がっていくか、という過程を描いている。また、アナ・ウィンターだけでなく、彼女の右腕として長年仕事をともにしている世界的スタイリスト、グレース・コディントンにも注目していただきたい。

デザイナーを描いた作品『ディオールと私』


出典:http://dioretmoi-lefilm.com/

美しいドレスといえば、Dior(ディオール)。1905年にうまれたその老舗ブランドのデザイナーとして新任したラフ・シモンズと、服を仕上げて行くお針子たちのパリコレまでの約8週間を描いた作品だ。通常4ヶ月から半年の間で54体程のオートクチュールを発表するなかで、異例の短期間での挑戦。クチュール未経験であったラフ・シモンズの斬新なアイデア、それを形にするお針子のやりとりはデザイナー必見だ。

デザイナーを描いた作品『ヴィヴィアン・ウエストウッド DO IT YOURSELF』


出典:http://www.artberlin.de

世界中のロッカーに愛され、今も尚その革新的なデザインをもってファンを虜にさせるブランド、ヴィヴィアン・ウエストウッド。そのデザイナーである、ヴィヴィアン・ウッド本人の70歳の誕生日を記念して作られたドキュメンタリー映画である。デザインだけでなく、チャーミングな彼女自身が何故これほどまで多くの人に愛されてきたのか、その理由がわかるだろう。

フォトグラファーを描いた作品『ビル・カニンガム&ニューヨーク』


出典:http://www.nytimes.com/

ファッション感度の高い人なら誰もが知るような、ニューヨークの名物フォトグラファー ビル・カニンガム。50年以上に渡る長いキャリア、そして名声の持ち主でありながらも、質素な生活を好む。また、綺麗だと思ったらモデルや著名人だけでなく、普通の通行人も撮るという屈託のない彼の生活に密着した作品だ。今年の6月に亡くなってしまった事が非常に残念である。

ブランドを描いた作品『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』


出典:http://habituallychic.luxury/

老舗ジュエリーブランド、ティファニーにとって初となるドキュメンタリー映画。今年の11月5日に公開されたばかりのものだ。かのティファニーブルー、そして有名なジュエルデザインの誕生秘話や、店舗の創立からの歴史を辿ることができる、まさにティファニー狂にはたまらない作品。しかもマーケティングの観点でも非常に興味深い内容となっているので、業界人も楽しめる、なによりここまで皆が知っているようなブランドが初めて明かす内部は誰が見ても楽しめるはず。

百貨店を描いた作品『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート』


出典:https://whatwelikenyc.com/

NYのトップデパートとして君臨し続けるバーグドルフを描いた作品。只の歴史あるデパートではなく今現在もディレクターから販売員までが一流である。そのデパートについての多くの著名人によるコメントがストーリーテラーの役割を担っている。アパレルやジュエリーなど、販売に携わる人間にオススメな作品だ。

ファッショニスタを描いた作品『アドバンスト・スタイル』


出典:http://thenakedcompany.jp/

ニューヨークに住む60歳以上の女性ファッショニスタを撮ったファッション・ブログ「Advanced Style」が写真集となり、映画化した作品だ。写真集に登場する7人のマダムファッショニスタに密着し、彼女たちの自由なファッションスタイルは勿論、人生の生き方を映している。素晴らしい映画なので、是非老若男女問わず見ていただきたい。

ファストファッションの裏側を描いた作品『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』


出典:https://play.google.com/

誰もが一度は買った事があるはずの、H&MやForever21のようなファストファッションブランド。大量生産、大量消費されていくそのマーケットの中で、一体それらの服がどこからやってきているのか、誰によって手がけられたものなのか考えたことがあるだろうか。この映画では、発展途上国にあるファストファッションブランドの工場事情や、働く人々を描きながら、消費社会に対して疑問を投げかけている、「本当に、その服は必要なのか」と。見終わったあと、あなたの価値観は180度変わっているかもしれない。


ご紹介したこれらの作品は、決してあなたを退屈させたりしないだろう。それどころか、アパレル業以外の人が見ても、パッションや原動力、インスピレーションを与えてくれるはず。見た事がない人は、是非一度見ていただきたい。

Writer : ANAIS

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